2018-05-13ロビーの飾りが替わりました
ロビー飾りが丹塗りの『菜摘桶』と有田焼の絵皿と蓋物に替わりました。
菜摘桶といえば…
「茜さす紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」
と額田王がうたった場面が「蒲生野の薬狩り」であったそうで、
つまり菜摘祭りの状況だったようですので、こんな桶を持って
薬草や香草を摘んでいたんでしょうね…(普通に持つのは重いけど、
菜摘は当時の皇族女性の大切なお仕事のひとつだったそうですので、
桶いっぱいに紫草や菖蒲、よもぎなどを奉納するのであれば、
このような桶がぴったりかな…と思います)
そんな万葉の香りのする桶です。